引退

エメリヤーエンコ・ヒョードル、2012年に引退! その理由とは?

人類最強の男・エメリヤーエンコ・ヒョードル選手ですが、2012年6月21日に現役引退する事を表明しました。このニュースは総合格闘技のみならず格闘技全体を震撼させ、たくさんのファンがショックを受けました。その引退の理由とは何だったのでしょうか?

◆人類最強の男と言ってもやはり人類

人類最強の男と言ってももちろん人間です(だから人類最強と言うニックネームがつくわけですが)。スポーツ選手である以上引退は訪れます。もちろんそれはヒョードルも例外ではなく、サンクトペテルブルクで行われたペドロ・ヒーゾをTKOで下し引退を宣言しました。

多くのファンからはまだやれるんじゃないかと惜しまれつつも、3連敗した事もあり辛口のファンからは強さに陰りが見えたとも言われていました。

引退の際にはプーチン大統領からリング上で祝福されるなど、まさにロシアアスリート界のトップにいたと言っても過言ではないでしょう。実際ロシアでは長年活躍したトップアスリートだけがもらう事ができるスポーツマイスターの称号を持っています。

2010年には日本だけでなくアメリカでもその強さが賞賛され、総合格闘技界全体で最強と評価されていました。そんなヒョードルの引退はやはり世界に衝撃を走らせるには十分すぎるニュースでした。

◆強敵を次々と撃破した

ヒョードルだけでなく多くのトップアスリートが引退する際、もしくは引退直後にはプレイバックをするものです。ヒョードルのプレイバックをする際に出てくる男達が強敵すぎです。アントニオ・ノゲイラ、ミルコ・クロコップ、マーク・ハント。格闘ファンでなくても一度は耳にした事がある名前ではないでしょうか。

とにかく強敵を撃破しまくったヒョードルの引退は、格闘技全体でまさに宝を失ったと言うにふさわしい出来事です。

ちなみにヒョードルは親日家でもあり、2011年の大晦日では破格の値段で元柔道金メダリストの石井と対戦しました。これがヒョードルが日本で戦った最後の試合です。

◆ヒョードル引退の理由とは?

ヒョードル選手の引退の理由は、家族のためです。地位も名声も手に入れたヒョードルクラスになると引退は逆にシンプルになるものですね。

しかし実はそれだけではなく、その後に「いいオファーも来ないので」と付け足しています。

この言葉で「おやおや?」と思いませんか?これに関しては「もしいいオファーが来るのであればまた現役復帰をしてくれるのではないか」と思わせるニュアンスを含ませていました。(結果的に復帰することになるのですが)

とはいえ一旦現役引退を表明し、人類最強の男が総合格闘技界から消えました。

かといってニュースターが台頭するというわけではなく、その絶対王者的ポジションを埋めるものは誰も現れませんでした。ヒョードルが凄すぎたので当たり前といえば当たり前かもしれませんが……